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天上碑武林鯖派閥:め組の『アウトロウ』(引退済) ・ 信長の野望オンライン:め組の『アウトロウ改』
他には『NHK受信料問題』・『日本における外国人犯罪数調べ』・『 時事関係 』・『山菜・野草学』 などなどを独自に調べ上げたりしてます。
調査物は基本的にソースなどを貼り付けますので気になったからはさらなる調査をお願いします。

ふきのとう と ふき

我ながら ほぼ4年ぶりブログの記載となる。
理由としては『 あまりにも酷い 』と感じたためである…
何が酷いか?といえば 後々記載するので とりあえずこの山菜についてを記載していく

①ふきのとうについて
②ふきのとうの由来
③栄養価について
④収穫対象 ・ 取り方について
⑤洗浄・保存について
⑥料理について
毒等について
⑧総括

というラインナップで進めます。


①ふきのとうについて
時期は早春の3~5月頃で葉が地表に出ないうちに花茎(花穂)が伸び出し
これを「蕗の薹」(フキノトウ)と呼んでいる。
フキノトウは株が異なる『雌雄異花』である。
茎先に散房状に密についた多数の頭花があり、頭花は筒状花だけでできている頭状花で
花径は5 - 10ミリメートル (mm)、花びらのように見えるものはなく、毛状の突起を持つ。
雄株の雄花は花粉をつけるので、花色はやや黄色味がかった白色で
花茎は20 cmほどで生長が止まり、花が終わると褐色になって枯れてしまう。

一方、雌株の雌花は花色が白っぽく、受粉後は花茎を高さ40-70センチメートル (cm) ほど
まで伸ばして、タンポポのような白い綿毛をつけた種子を風に乗せて飛ばす。
果実は痩果で、長さ2 mmほどの細い円柱形で毛はなく、痩果の3倍ほどの長さを持つ冠毛がつく

と言うことで、蕗の薹は オス と メス が存在します。

ちなみに『 フキノトウ と フキ 』の違いは?
『フキノトウ と フキは一緒の根だけど生えている場所が違う』
と考えれば良いかな…


②ふきのとうの由来
本当なのかは定かではないが… 今のところ2説あり
1説目は
紙がまだ高価でトイレットペーパー等の存在がない時代に,葉等で尻を拭いていた。
その一つがこれであり、そこから名称が来ている という話がある。
なくはないが,中々に覚えておきたくはない由来である。

2説目は
フキはフブキの略で、フブキとは茎を折った時、繊維が糸のように出てくることをさす。
その糸をどうしてフブキと思ったのかは分からないが…
前者よりこちらを個人的には推したいと思う…w


③栄養価について
 生のふきのとう100gあたりのカロリーは43kca
 ビタミンB1が0.10mg
 ビタミンKが92μg
 カリウムが740mg
 葉酸が160μg
 食物繊維が6.4g
 等が含まれています。 
 栄養価は高いので注目される物ではあるが 大きな欠点がある…
 それについては ⑧毒等について で語るとします。


④収穫対象 ・ 取り方について


画像通りで左は開きすぎている状況で、右が適正となります。

なお、画像の左に記載してある香り等は個人的感触であり、個体差があることから
実際に香りなどが強いとは限りませんのでご注意ください。

また雄株と雌株の違いについて
覚えれば簡単ですが
花の部分に白いフサフサ部分(雄蕊)が外側に開いているようなのが雄となり
逆に内側に白いフサフサ部分(雌蕊)が内側に閉じられているようなのが雌となります。

 雄の方がアレルギー症状の誘発率が高い とされていますので
  出来る限り 雌を取る方がよいとは言われています。 』

アレルギーがなければどちらも食べれますが、後天的にアレルギーを発症する方もいます。
食べた際は念頭に置くとよいでしょう…


⑤洗浄・保存について
フキノトウ も フキ も似たような処理方法なので両方説明します。

まずは フキノトウ下処理
1:さっと水洗い
※余分な土等を落とします。
※採取した部分が変色していることがありますので、気になる場合はその部分の切除する
※大きいと判断した場合はフキノトウ自体を切断しても良いとは思う(風味は落ちる)

2:一定量の塩を入れて、多めなお湯を用意
※塩の量はお好みですが、あまり塩気を強くし過ぎない方がよい
 まぁ1Lの水に約7~8gの塩で良いだろう

3:さっと茹でる
※茹で時間はお好みだが3分程度で良いが大きさなどを考慮するべき
※お湯に入れた時点で茶色く変色することがあります。

4:冷水につける
※漬け時間はお好みである
 これは変色防止の意味合いも含むが『 毒抜き 』の要素を強くしてあります。
 個人的には『 最低2時間は水につけておくことを推奨とします。 』
※水に入れても変色することはあります。

当人が知ってる限りでは茹でたときの変色理由は今のところ不明
抗酸化反応(ポリフェノール等)が理由なのか…
はたまた
ピロリジジンアルカロイド類等による化学変化なのか…


次に フキ下処理
1:さっと水洗い
※余分な土等を落とします。
※採取した部分が変色していることがありますので、気になる場合はその部分の切除する

2:茹でるためにフキを鍋などのサイズに切断する
※これやらないと そもそも茹でることが出来ない・茹でムラが出来る(笑)

3:フキをまな板に並べ、塩を振り、板ずりを行う。
※理由は明確になってはいないが
 抗酸化反応防止や変色防止、筋取りの効率化を図りやすくするなどが想定できる理由であろうか…

4:塩をつけたままさっと茹でる
※3分程度でよいと思われるが 当然ながら太さによって変更するとよい

5:冷水につける
つけ時間はフキノトウと同じように2時間以上を推奨とする


保存はともに
 短期間(1週間内)    保存は冷水にぶち込んでおく(水は毎日変える)
 中期間(1週間~2週間) 冷凍保存 ・ オリーブオイル等の油漬け保存
 長期間(1カ月以上)   塩漬け
※あくまで目安であり、傷むときはこれよりも早くなることは当然ある
 個人の状況によって差異があるため、各個人で判断願う
 なお、オイル漬けは時間が経つほど露骨に怪しい状況となり、1カ月で相当やばそうな
 雰囲気を醸し出したので破棄したことはある


⑥料理について
かなり広い分野で作成可能
和食ならば
 天ぷら ・ フキノトウみそ(炒め味噌・ばっけみそ) ・ 油炒め ・ 煮物 等
洋食などであれば
 ペペロンチーノ ・ 中華風炒め(豚肉や春雨などなどなど) ・ トマト煮 等

まぁ当人がよく食べているのは フキノトウの天ぷら ・ フキノトウ味噌
フキの油炒め と 長期保存の塩漬けしたフキをある程度塩抜きした上で漬物として食べる
と言うのが非常に多い

そして下記の毒についてで改めて記載しますが『食べ方』という物がありますのでご注意を…



毒について
これが最重要かつ最も記載したかった点である。

根本的に『 風味が飛ぶので下処理しなくても大丈夫^^ 』みたいなのは『 論外 』
ですね…

ではまず 農林水産省に記載している言葉を
『 なお、近年、調理時間の短縮や成分保持のために、野菜や山菜をあく抜きしないで食べることを推奨する情報もあります
 ふきやふきのとうのあく抜きは、しっかりとあく抜きして食べることが、美味しく食べるためだけでなく、健全な食生活を続けるためにも重要であることをお知らせするチラシも作成しましたので、こちらもご覧ください。 』
下記 チラシにリンク
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/attach/pdf/pyrrolizidine_alkaloids-4.pdf

と言うことで 本当に心から思う ちゃんと料理紹介等している人間は調べろよ!!と…

バッサリといいますが
『 山菜業者ですら下処理は必要がないと記載している箇所が散見できます
  著名な調理師有名なユーチューバーなどもそれに右へ倣えの状態です。 』
本当に心から思いますが ちゃんと調べろよ と…

では改めて フキ ・ フキノトウ に含有する
『 ピロリジジンアルカロイド類 』
こちらの特性として肝臓毒または肝臓癌を引き起こす可能性がある成分となります。
知ってる限りでは『 毒素が熱分解されるという話はない 』ただし『 水には溶ける 』ということは確定されています。

このことから 保存 の話でも少し触れていますが
『水に溶け出た毒を再度綺麗な水に置き換えることによって毒性の希釈、さらに保存性の向上』を図った形となります。
※まぁそれは毒性のみの焦点ですので 傷む前に食べることは推奨しますが…

またこの毒素は人間以外にも発揮することがあり
家畜の餌として接種させていたところ、中毒死となったという報告例もあります。

このことから国際連合食糧農業機関(FAO)・世界保健機関(WHO)媒体の
コーデックス委員会によって調査を行い、穀類の国際食品規格において、ピロリジジンアルカロイド類を含むことが知られているタヌキマメ属の種子等、有毒・有害な種子を含有してはならないと規定しているのが現状です。


では世界機関はこの状況で世界各国の対応はいかに?となった時
この成分を含む物を一切禁止している国もあれば、ゆるゆるになっている国も多数あるような状態であり、日本におけるスタンスは山菜はかなり限定期間でしか食べることがない
その他の製品は監視している環境であることから『まぁ食べ過ぎなければ大丈夫だろう』
という感じになっている現状です。

さて ここで注意しなければならないのが
『食べ過ぎなければ大丈夫』
の部分でしょう…
食べ方のそれの部分ですが フキノトウ味噌のように
『大量のフキノトウを入れて、味噌で炒めながら、高濃度圧縮を行っているようなもの』
ですから
それを大量に食べたり、長期的に食べていたりすると問題が発生する可能性がありますし、味噌に限らず大量に山菜を取ってきたから連日連夜少量づつ食べていても体内には残存する可能性がありますから当然危険となります。

また妊婦が飲食した場合は当然その子供にも影響を及ぼす懸念が浮上しており
この日本においても、妊婦が食べることは非推奨としている状況です。
※あくまで個人的見解だが『妊婦が非推奨と言うことは子供も非推奨』とは思う
食べる量・食べさせる量はちゃんと考えるようにしましょう

どの山菜にあっても『採りすぎ・食べ過ぎは厳禁である』

農林水産省(食品中のピロリジジンアルカロイド類に関する情報)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/pyrrolizidine_alkaloids.html
上記のサイトにある
フキのピロリジジンアルカロイド類の含有実態調査結果(PDF : 323KB)
が非常に有用である

また海外においても熱分解等を探したが
天ぷらのように揚げるという事態がかなり特殊な飲食方法になる
このため、お茶としての検証はあるが170度近辺の情報が見つからないのが現状である

また、油の温度が170度であっても『内部温度には差が生じる』
このため、仮に熱分解が生じたとしても明らかな差異が生じ
水に溶け込む性質であっても 全てが溶け切らないことを考慮すれば
熱分解があろうとも残存することは明白である

どちらにしても、食べ過ぎは厳禁であるということが容易に想像できる範囲内であろう
※なお 熱分解はするがかなり壊れにくい性質である と解されている場所もある


⑧総括
山菜を取るようになって、色々調べて勉強をしていく中で本当に世の中に出回っている
食品にあっても危険性があるもんだなぁ…と痛感するようになりました…
それこそ ウコン とか… 肝臓に良いだろうと思い大量に服用した人が
逆に肝障害になるとか どれだけの人が知っている情報なのかと…
何気なく食べている物を あれ これってどうなんだろう? と調べてくれる人が
一人でも増える事が望ましいなぁ… とつくづく思います。

なお、上記のような山菜等で『毒性があるから食べない!!』と極論をいうものがいた場合は
『じゃあ お前 野菜など全ての飲食するなよ!』と逆に宣言し返すとよいですねw
通常食べられている野菜全般 毒性あるかなら?w と…
調べてくれる人間は多くなって欲しいが 馬鹿は増えてほしくないなぁ… と切に願って
記載を終了とします。


行者にんにくとバイケイソウ・コバイケイソウ(見分け方)

先に最大の注意点
検証しているのは『素人』です。
一応行者にんにく採りは9年目ですけどね・・・
専門機関等ではございませんので
事実と異なる場合がありえますので『参考程度』でお願いします。

ちなみに 行者にんにく の由来や取り方は ↓のリンクからどうぞ
 リンク:行者にんにく



実際の写真ですが…

問題:行者にんにく と もしくはそれ以外 どちらでしょう?
   また、それ以外だとすれば何だと思いますか?

ってこんな書き方&タイトルからバレバレですね…
えっと『コバイケイソウ(推定)』という『毒草』となります。
まぁ何故 推定とつくかと言えば…
『当人の眼力ではバイケイソウコバイケイソウが見分け尽きません』
ただし
コバイケイソウバイケイソウの近種でぶっちゃけ両方とも毒草』なので
見分ける必要をあまり感じないですね…
※成長した場合はまだ見分けやすいですが…山菜として取る時期ですらありません…
また『ミヤマバイケイソウ』や『コシジバイケイソウ』なんてのもありますが
残念ながら当人は見たことがありません^^;


ではもう少し大きい画像にしてみます。

左:コバイケイソウ    中:行者にんにく   右:コバイケイソウ
  一番よくある     やや赤色が薄め    当人は初見の変色ありパターン 

実際に当人が見比べた時の所感です。
コバイケイソウ(画像左)      行者にんにく(画像中)
赤いハカマといわれる物がない   ①赤いハカマといわれる物がある
②特に感じず…           ②にんにくの臭い
※成長した時には          ※常に臭いがします。
 独特の臭いが特徴のようです
③皮が剥きやすい          ③皮が剥きやすい
内部に薄皮がない         ④内部に薄皮がある
                  ※長ネギや玉ねぎなどにある薄皮(膜?)

とい感じでしょうか…
右側のバイケイソウは『下の部分が変色し、こげ茶色となってる個体です。(画像右)
あの部分は『ハカマ』とは言いませんので注意されたし…


まぁ…
後は葉の感じなどでも見分けはつきますが かなり感覚要素が強いです…
一応説明しますと…


写真はコバイケイソウです。
葉が極度に折りたたまれたような感じになります。
あとは基本的には行者ニンニクバイケイソウも密集して咲きますので
少しでも違和感を感じた時には絶対に採らない これが山菜取りの鉄則です。


ということで 改めて 他の毒草を含めて 行者にんにくと見分ける方法は
赤いハカマがある(ない場合はイヌサフランバイケイソウ
②根の上にある茶色い皮が網目状になっている(違う場合はスズラン
にんにくの臭いがある(ない場合はイヌサフランバイケイソウスズラン
皮を剥いた時に薄皮がある

なお④は100%で当人個人見解ですけど、かなり良い予防線だとは思います。
①・③で採らない予防線で最終防衛に④って感じが一番なのかな…


まぁこんなところではあるが どうしても『 不安だ 』
という場合は保健所に行き、鑑定してもらうこと

なお毒性の症状として
『吐き気』・『嘔吐』・『手足のしびれ』・『呼吸困難』・『脱力感』
『めまい』・『痙攣』・『血圧低下』・『意識不明』とのことで…
何か異変を感じた場合はすぐに病院に行くこと、重症になれば死亡することもある



他にもスズランの場合は
リンク:行者にんにくとスズラン(見分け方)

行者ニンニクのあれこれ
リンク:行者にんにく

でも参考にしてみてくださいな~


行者にんにくとスズラン(見分け方)

※最下部に追記しました。 あまりにも『馬鹿』が多いようなので…(令和5年5月)

先に最大の注意点
検証しているのは『素人』です。
一応行者にんにく採りは7年目ですけどね・・・
専門機関等ではございませんので
事実と異なる場合がありえますので『参考程度』でお願いします。

ちなみに 行者にんにく の由来や取り方は ↓のリンクからどうぞ
 リンク:行者にんにく



実際に写真を撮ってみました。

問題:行者にんにく と すずらん ですがどちらがスズランでしょう~


って事で 今の時期ですとちょっと分かりやすい状態(育ちすぎ)
ですので簡単ですね…
左がスズラン  右が行者にんにく になります。


ではもう少し大きい画像にしてみます。

左:スズラン 右:行者にんにく   左:スズラン  右:行者にんにく

まぁ画像を大きくしても どっちがスズランか行者にんにくか分かるならば
もう見なくて良いと思いますが・・・w

ってことで 実質的な見分け方 にさっさと行ってみましょう。
葉で見分けることは 出来なくはないが相当難しいので 根っこ側に注目
してみましょう。
(というか本来なら葉がほとんどでてない物を取るため、葉で見分ける時点で
収穫には遅すぎる ってのもあります。)

実際に当人が見比べた時の所感です。
スズラン              行者にんにく
赤いハカマといわれる物がある   ①赤いハカマといわれる物がある
②根の上にある皮が縦線が多い    ②根の上にある皮が網目上の線が多い
※写真の赤丸部分こげ茶色の皮    ※写真の赤丸部分薄こげ茶色の皮
スズランの臭い          ③にんにくの臭い
④皮が剥きにくい          ④皮が剥きやすい
内部に薄皮がない         ⑤内部に薄皮がある
⑥根の太いのが何本かある      ⑥根は一定の太さ

※赤いハカマについて(色の濃さ)
画像のスズランの色は薄いが個体差である
濃いのもあれば、薄いのもある、逆に行者にんにくも然りである


ってことで 改めて 他の毒草を含めて 行者にんにくと見分ける方法は
赤いハカマがある(ない場合はイヌサフランバイケイソウ
②根の上にある茶色い皮が網目状になっている(違う場合はスズラン
③にんにくの臭いがある(ない場合はイヌサフランバイケイソウスズラン
④皮を剥いた時に薄皮がある
 ※イメージしやすいのは、たまねぎの半透明の薄皮や長ネギの半透明の薄皮
  薄皮があることによって、皮が剥きやすいってのもあるのかな…


葉の違いもあるけど… 説明が非常に難しいので割愛(感覚要素が強い)


まぁこんなところではあるが どうしても『 不安だ 』
という場合は保健所に行き、鑑定してもらうこと

吐き気、嘔吐、手足のしびれ、呼吸困難、脱力感、めまい、痙攣、血圧低下など
が起きた場合はすぐに病院に行くこと、重症になれば死亡することもある



参考程度
スズランの毒性
コンバラトキシン・コンバラマリン・コンバロシドなど
花や根は特に濃縮されており、スズランをさした水を飲むと死ぬ とも言われてる
水の件は意外と文献資料が無いため不明部分が多いが
強心配糖体であることから、『嘔吐』・『頭痛』・『眩暈』の軽症
『心不全』・『血圧低下』・『心臓麻痺』の重症や死亡する可能性を鑑みるに
十分に死ぬ可能性はあるだろう と思われる。
(略すると 心臓に働きかける毒性が多い)

バイケイソウの毒性(行者にんにくとバイケイソウ・コバイケイソウ(見分け方)
プロトベラトリン・ジェルビン・シクロパミン・ベラトラミンなどのアルカロイド
熱分解しないことが有名で 例え 揚げても・茹でても毒性は消えない
『吐き気』・『嘔吐』・『手足のしびれ』・『呼吸困難』・『脱力感』
『めまい』・『痙攣』・『血圧低下』・『意識不明』 場合によっては死ぬ

イヌサフランの毒性
コルヒチンなどのアルカロイド
『嘔吐』・『下痢』・『皮膚の知覚減退』・『呼吸困難』

これも場合によっては死ぬ


他にもバイケイソウの場合は
リンク:行者にんにくとバイケイソウ・コバイケイソウ(見分け方)

行者ニンニクのあれこれ
リンク:行者にんにく

でも参考にしてみてくださいな~


※令和5年5月8日追記部分
2015年の記載ページだが…
近年になり 本気で馬鹿な人が多いようで… 何故か『 このページだけ 』を見て
根を取るな等記載をしています。 このページは検証のページです。
採取については リンクの通りです。 根は傷つけてはいけないと明記済みである。

また『 採取は匂いだけ 』といういかれた発想の方がいます。
そういう方は『 採取をやめていただきたい そういう馬鹿な人が最悪の事故を起こす 』
言ってることが 私は運転に自信がある とほざいて事故を起こす老人と差がない

1:嗅覚疲労 同じ匂いを嗅ぎ続けると匂いを感じにくくなるという事がある
2:匂い移り 採取している道具に匂いが移る 手袋等に匂いが移り 間違える危険性がある
3:群生地区での採取 一面に採取可能な場所であれば匂いがこもり 匂いが滞在することがある
4:加齢や病気等による嗅覚障害 自分の鼻はいつまでも大丈夫 という思考なのでしょう 当人はお前さんの鼻を信用しない
5:匂いの個体差 場所によって匂い状況なども異なります。 薄い場合もあれば濃い場合も存在する
6:山における山菜とスズランの自生状況
根本的にスズランが山に生えている場所で尚且つ行者ニンニクが自生している場所はそう簡単に存在しません

さらに検証しているスズランは『 ドイツスズラン 』です。
『 ニホンスズラン 』は採取禁止している場所が多く、行者ニンニクと間違えて採取して良い物ではない

お前さん方は簡単に『 匂いを喚く 』と言い放つが
『 切ってから匂いといってるだろ 』という話にしかならない

誤って山での採取は勿論
街中で行者ニンニクと見誤ってスズランの採取
誤食をしないように… ということで見分け方を記載しているに過ぎず
根を取れ や 行者ニンニクをいっぱい取れという話ではない
『 自分の思慮のなさをこちらに押し付けないでいただきたい 』

ついでにだが『 ちゃんと採取できる都道府県なんだろうな? お前さん方は… 』
『 北海道は行者ニンニクの採取は可能だが他県は違うからな? 』


行者にんにく料理・調味料(キトビロ・アイヌネギ)

今年も時期ですなー (平成26年記載)
と もう5回も取りに行ってるのですが・・・
今回も先導役で 初山菜狩り者から 料理ってどうすればいいの?
という話が多かったのでいろいろ記載してみようかと思います。

ちなみに 行者にんにく の由来や取り方は ↓のリンクからどうぞ
 リンク:行者にんにく


当人が行っている料理
行者にんにく で ベーシックな料理
① 焼肉
② ジンギスカン
③ 天ぷら
④ おひたし
⑤ 卵と行者にんにく炒め
⑥ 豚肉と行者にんにく炒め


行者にんにく で 保存ができる物(調味料として使えるもの) 
⑥ 醤油漬け (めんつゆでもOK)
⑦ 味噌漬け (そのままつけても、炒め味噌にしてもOK)
⑧ 塩漬け  
⑨ キムチ漬け 
⑩ 行者にんにくふりかけ(ドライパウダー)

 ⑥~⑩は下記で作成方法記載します。


行者にんにく で 変化球的な料理(生 or 漬け系のものを使える料理)
⑪ 餃子
⑫ ニラ卵 ならぬ 行者卵
⑬ 行者にんにく入り ぺペロンチーノ
⑭ チヂミ
⑮ 麻婆豆腐
⑯ ラーメン
⑰ チャーハン
⑱ 中華スープ


ざっくり こんなとこだろうか・・・
以前記載しましたが「にんにく・ニラを使う料理の全てに代用可能」です。
個人的には 肉料理(豚肉)や 卵 との相性が抜群!!
調味料だと 味噌・醤油系が非常に合います。


それでは 保存系の説明へ

漬け系の作成(醤油・めんつゆ・味噌・キムチ)
 ①行者にんにくを綺麗に洗う(下茹するのもあり)

 ②瓶に行者にんにくをいれ、各種調味料を投入する

 ③漬かるまで待つ~(生:2~4日  下茹:1~2)


当人使用料理:そのまま食べる!・チャーハン・ラーメン・餃子
       卵と炒める系・にら玉風・豚肉と炒める系 などなどなどなど

当人所感:時間が立てば立つほど臭いがきつくなり、臭いが取れなくなります
     全て要冷蔵ではあるが・・・
     概ね1年は持つ(調味料本来の風味はかなり落ちます。)
     凡庸性が非常に高い 調味料を使う料理であれば大体可能である
     といっても臭いがきついので 使う料理は選ぶこと
     中華料理全般には向いてる気がします



ドライパウダーの作成
 ※作成前の最大注意点
   作成自体でかなりの臭いが伴います。
   また 葉 をかなりの枚数使用しますのでそれなりの量が必要です。

 ①行者にんにくを綺麗に洗い 葉 のみに切り分ける
  (茎の部分は天ぷらなどの料理や醤油漬けなどの保存物にすると良い)

 ②トースター もしくは レンジ で 葉 を暖める
  (すぐ焦げるため 暖めるのは1~2分ぐらい 葉がパリパリになればOK)

 ③パリパリの葉を粉々にする
   すり鉢等を使うと良い  めんどくさい方は・・・
   瓶などに葉を入れて 箸でグリグリ押したりまわしたりすると粉末状になってくる


当人使用料理:ぺペロンチーノ・お好み焼き
       焼そば・ピザ・チャーハン・中華スープ
       食パン(焼いてバター塗り・ガーリックトーストのようなもの)

当人所感:臭いは言うにおよばずですが・・・
     料理に香ばしい臭いをつけ、行者にんにくの風味がつくのが特徴ですね
     意外に凡庸性があり なかなか 料理好き な人であれば楽しめる一品
     ジャーマンポテトに振り掛ける ってのも最高かもしれません


炒め味噌(普通の味噌・みりん・酒・砂糖・少量のゴマ・ゴマ油)
 ①行者にんにくを綺麗に洗い みじん切りにする(※1)

 ②普通の味噌・みりん・酒・砂糖・少量のゴマ を混ぜ合わせる(※2)

 ③フライパンにごま油をひき、 ※1 を投入する

 ④軽く炒め終わったら ※2 を投入する

 ⑤焦げ付かないように熱しながら 水分が飛びきったら完成


当人使用料理:そのまま食べる、おにぎりの具~

当人所感:甘みのある味噌です。味噌料理全般に使えます。
     ちなみに ※2 に唐辛子を入れると 甘辛味噌になり
     ご飯との相性が最強になりますw
     お酒のつまみにも 抜群!!

塩漬け
 ①行者にんにくを綺麗に洗う(下茹するのもあり)

 ②ビニール袋に行者にんにくを入れ、塩を振る(ある程度多めな量)

 ③水分が出るまで待つ~(概ね1日)

 ④水分を絞り、再度 瓶等に入れ 塩を振る(完成)


当人使用料理:そのまま食べる!・チャーハン・ラーメン・餃子
       卵と炒める系・豚肉と炒める系 などなどなどなど

当人所感:その他の漬け系とは違い、色がつかないので
     色を付けたくない 料理向きである
     
 


まぁ どれもこれも 言うまでもないですが・・・
 「臭いの破壊力は桁違いですので注意してくださいな」




バター

◎バターについて(由来+α)
  バターとは 乳を原料とした食用油脂で乳製品のひとつである。
  牛のチーズを意味する ギリシア語: boutyron を由来としている。(漢語では牛酪)
  牛乳から100gのバターを得るために、原料乳は約4.8リットル必要とされ、
  ビタミンAをはじめ各種ビタミンや栄養素を豊富に含んでいる。
  

  よく、マーガリン(人造バター)・ショートニング(食用油脂)と比べられるが・・・
  現在では 人体に悪影響を及ぼす「 トランス脂肪酸 」が多く含まれており
  西欧の大半で「 何らかの規制 」がかかる代物になっており・・・
  アメリカでは「 食品中に含まれる量の表示を義務付けている 」
  日本では「世界各国より摂取量が少ない」
      「トランス脂肪酸の害を低減するリノール酸の摂取量が欧米に比べて多い」
  というわけのわからない理由で「 規制はされていない 」
  
ちなみ 「 トランス脂肪酸は害があることは認めている 」
  食文化が欧米化してるのに 摂取量が少ない とか・・・
  個人で摂取量なんていくらでも変わるだろうし・・・
  データとかちゃんと取ってるんだろうかと・・・



◎栄養成分的な物
 ①脂質の割合がかなり高い(大さじ1を基準・12g )
   株式会社 明治 のバターラボあたりには ゴマ油より脂質が低い 記載されており
   いろいろなサイトを調べた結果
   サラダ油・ゴマ油 は 111kcal
   バター は 89kcal(有塩・無塩は92kcal)
   ちなみに・・・ マヨネーズ は 84kcal

 ②ビタミンが豊富
   ビタミンA、E、Dといったビタミンが豊富であり。
   中でもビタミンAは牛乳の13倍以上とのこと


◎バターの作り方(生クリームベースで話を書きます)
 材料
  市販の牛乳   × (脂肪分が足りない・加工上で乳脂が破砕されている)
  野生の牛乳   △ (雑菌が多く含まれる 低音殺菌等を行ってからなら可能)
  市販生クリーム ◎ (ただし、ホイップ物は加工されてるので厳しいとのこと)

 
  
 道具
  ペットボトル 500ml(ある程度の容器で密閉できればなんでも可能)

 ①生クリームをペットボトルに入れる
 ②ペットボトルを密閉し、ペットボトルをとにかく 振る!!
 ③水分(乳白色:ホエーという)と固形物(黄色:バター)を分けて完成
  ※好みでバターに塩をブレンドするのも良いです。


◎バターの調理方法・料理
 ①焦がしバター:バターをフライパンなどで加熱し、色が茶色に変色したもの
         (※焦げたバター:加熱しすぎると黒くなり焦げたにおいがするw)
   主にソテー料理系が多く、香りが強いので食欲をそそるであろう
  

  当人オススメ:きのことほうれん草のバターソテー・オムレツ


 ②澄ましバター:バターを湯銭(40℃ぐらい)し、しばらく置くと3層に分かれる
         1層 軽い気泡などを含む成分。(これを加工して ギー になる)
         2層 澄ましバター
         3層 不純物(焦がしバターの焦げてる原因がこれ)

   料理全般に使用可能で、焦がしバターとは違い焦げにくいバターなため
   お菓子系に使用するとよいかも知れない・・・

  当人オススメ:orz これ作るぐらいなら 他ので使ってたためないです・・・

 ③溶かしバター:バターを湯銭等したもの
   主にパンに塗ったり、料理全般に使用する

  当人オススメ:まぁ パンに塗って食べる → それを焼く(焦がしバター?)
         が一番シンプルである

※固形のバター(冷たいバター)
  冷たいバターは本来のバターの味が出にくく
  まぁぶっちゃけおいしくない ので
  最低 パンに塗るときも溶かして塗ったほうが良い


各種バターの早見表
  バター固形 → 溶かしバター → 焦がしバター
            ↓
         澄ましバターの元 → 澄ましバター
            ↓
           ギー(ヤギ乳等の場合)


まぁ 何故こんな記事を書き始めたかというと・・・

エシレバター を買ったためである^^
 ※エシレバターとは
  フランス産の超高級バターであり、
  日本では 「品切れ続出」、「並ばないと買えない」という代物
    感想:エシレ公式から通販する場合絶対ではないが良い頻度で購入は可能

  価格
   エシレバター 100g 860円
   市販バター  100g 238円
   ちなみに英国王室、フランス大統領府、モナコ王室などの御用達


( ´・ω・`)つ 食べた当人の率直な感想
  おいしい のは間違いないです。
  市販のバターと食べ比べもしましたが やはり「香り(焦がしバター)」
  が通常よりも「やや強い」
  また、後味の「キレ」が以上で「油っぽさがあまり無い」
  (市販のバターの油っぽさと比べた場合)
  バターの中で「これは本物だ」というのを感じるにはよいかも知れない

...( = =) ただ・・・高い・・・(当人が貧乏なだけだろうけど・・・)

エシレバター購入するなら オススメは公式オンラインショッピング             
                リンク:エシレ オンラインショッピング

ちなみに 「エシレバターの偽物」もあるらしく・・・
エシレバターを何年も買ってる人曰く
「木箱に入ったエシレバター偽物」ってのがあるそうな・・・
いろいろ調べたが「偽物のバター画像等」は発見できなかった・・・^^;


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