※最下部に追記しました。 あまりにも『馬鹿』が多いようなので…(令和5年5月)先に
最大の注意点検証しているのは『素人』です。一応行者にんにく採りは7年目ですけどね・・・
専門機関等ではございませんので
事実と異なる場合がありえますので
『参考程度』でお願いします。
ちなみに 行者にんにく の由来や取り方は ↓のリンクからどうぞ
リンク:
行者にんにく実際に写真を撮ってみました。
問題:行者にんにく と すずらん ですがどちらがスズランでしょう~
って事で 今の時期ですとちょっと分かりやすい状態(育ちすぎ)
ですので簡単ですね…
左がスズラン 右が行者にんにく になります。
ではもう少し大きい画像にしてみます。
左:スズラン 右:行者にんにく 左:スズラン 右:行者にんにく
まぁ画像を大きくしても どっちがスズランか行者にんにくか分かるならば
もう見なくて良いと思いますが・・・w
ってことで 実質的な見分け方 にさっさと行ってみましょう。
葉で見分けることは 出来なくはないが相当難しいので 根っこ側に注目
してみましょう。
(というか本来なら葉がほとんどでてない物を取るため、
葉で見分ける時点で収穫には遅すぎる ってのもあります。)
実際に当人が見比べた時の所感です。
スズラン 行者にんにく
①
赤いハカマといわれる物がある ①
赤いハカマといわれる物がある
②根の上にある皮が
縦線が多い ②根の上にある皮が
網目上の線が多い
※写真の赤丸部分こげ茶色の皮 ※写真の赤丸部分薄こげ茶色の皮
③
スズランの臭い ③
にんにくの臭い④皮が剥きにくい ④皮が剥きやすい
⑤
内部に薄皮がない ⑤
内部に薄皮がある⑥根の太いのが何本かある ⑥根は一定の太さ
※赤いハカマについて(色の濃さ)
画像のスズランの色は薄いが個体差である
濃いのもあれば、薄いのもある、逆に行者にんにくも然りである
ってことで 改めて 他の毒草を含めて 行者にんにくと見分ける方法は
①
赤いハカマがある(
ない場合は
イヌサフラン・
バイケイソウ)
②根の上にある茶色い皮が網目状になっている(違う場合は
スズラン)
③にんにくの臭いがある(
ない場合は
イヌサフラン・
バイケイソウ・
スズラン)
④皮を剥いた時に薄皮がある
※イメージしやすいのは、たまねぎの半透明の薄皮や長ネギの半透明の薄皮
薄皮があることによって、皮が剥きやすいってのもあるのかな…
葉の違いもあるけど… 説明が非常に難しいので割愛(感覚要素が強い)
まぁこんなところではあるが どうしても『 不安だ 』
という場合は保健所に行き、鑑定してもらうこと
吐き気、嘔吐、手足のしびれ、呼吸困難、脱力感、めまい、痙攣、血圧低下など
が起きた場合はすぐに病院に行くこと、重症になれば死亡することもある参考程度
スズランの毒性
コンバラトキシン・コンバラマリン・コンバロシドなど
花や根は特に濃縮されており、スズランをさした水を飲むと死ぬ とも言われてる
水の件は意外と文献資料が無いため不明部分が多いが
強心配糖体であることから、『嘔吐』・『頭痛』・『眩暈』の軽症
『心不全』・『血圧低下』・『心臓麻痺』の重症や死亡する可能性を鑑みるに
十分に死ぬ可能性はあるだろう と思われる。
(略すると 心臓に働きかける毒性が多い)
バイケイソウの毒性(
行者にんにくとバイケイソウ・コバイケイソウ(見分け方))
プロトベラトリン・ジェルビン・シクロパミン・ベラトラミンなどのアルカロイド熱分解しないことが有名で 例え 揚げても・茹でても毒性は消えない
『吐き気』・『嘔吐』・『手足のしびれ』・『呼吸困難』・『脱力感』
『めまい』・『痙攣』・『血圧低下』・『意識不明』 場合によっては死ぬ
イヌサフランの毒性
コルヒチンなどのアルカロイド
『嘔吐』・『下痢』・『皮膚の知覚減退』・『呼吸困難』これも場合によっては死ぬ
他にもバイケイソウの場合は
リンク:
行者にんにくとバイケイソウ・コバイケイソウ(見分け方)行者ニンニクのあれこれ
リンク:
行者にんにくでも参考にしてみてくださいな~
※令和5年5月8日追記部分
2015年の記載ページだが…
近年になり 本気で馬鹿な人が多いようで… 何故か『 このページだけ 』を見て
根を取るな等記載をしています。
このページは検証のページです。採取については リンクの通りです。 根は傷つけてはいけないと明記済みである。また
『 採取は匂いだけ 』といういかれた発想の方がいます。
そういう方は
『 採取をやめていただきたい そういう馬鹿な人が最悪の事故を起こす 』言ってることが 私は運転に自信がある とほざいて事故を起こす老人と差がない
1:嗅覚疲労 同じ匂いを嗅ぎ続けると匂いを感じにくくなるという事がある
2:匂い移り 採取している道具に匂いが移る 手袋等に匂いが移り 間違える危険性がある
3:群生地区での採取 一面に採取可能な場所であれば匂いがこもり 匂いが滞在することがある
4:加齢や病気等による嗅覚障害 自分の鼻はいつまでも大丈夫 という思考なのでしょう 当人はお前さんの鼻を信用しない
5:匂いの個体差 場所によって匂い状況なども異なります。 薄い場合もあれば濃い場合も存在する
6:山における山菜とスズランの自生状況
根本的にスズランが山に生えている場所で尚且つ行者ニンニクが自生している場所はそう簡単に存在しません
さらに検証しているスズランは
『 ドイツスズラン 』です。
『 ニホンスズラン 』は採取禁止している場所が多く、行者ニンニクと間違えて採取して良い物ではない
お前さん方は簡単に『 匂いを喚く 』と言い放つが
『 切ってから匂いといってるだろ 』という話にしかならない
誤って山での採取は勿論
街中で行者ニンニクと見誤ってスズランの採取
誤食をしないように… ということで見分け方を記載しているに過ぎず
根を取れ や 行者ニンニクをいっぱい取れという話ではない『 自分の思慮のなさをこちらに押し付けないでいただきたい 』
ついでにだが『 ちゃんと採取できる都道府県なんだろうな? お前さん方は… 』
『 北海道は行者ニンニクの採取は可能だが他県は違うからな? 』