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札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んでいたことが16日、分かった。金子氏は北海道新聞の取材に対し、「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか。同じ日本人なのに少数民族という理由だけで優遇されるのはおかしい」と趣旨を説明し、書き込みを撤回しない考えを示した。
書き込みは今月11日付。自身の書き込みに対する第三者のコメントに返信する形で「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」とつづった。
北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は取材に対し「政府はアイヌ政策推進会議を設けてアイヌ文化の振興やアイヌ民族の権利回復などについて議論しているのに、同じ自民党の議員がこうした発言をするのは残念だ」と話した。<どうしん電子版に全文掲載>
================新聞記事================
ということで 小野寺まさる氏とはやや意見が違っています。
あくまで当人の印象ですが 「 利権全撤廃論者 」という印象です。
さてここから 市議の不透明化が徐々に始まってしまうのです・・・
ツイッター発言したのですが
「 ツイッター発言自体は 金子市議が削除してしまった 」というのが始まり
金子市議ブログ
「民族としてのアイヌは既に滅びた」~世界大百科事典(平凡社)より
一部抜粋
「アイヌ民族は既に滅びた」と言っているのは自説ではなく、事典に書いてあるのです。
私がtwitterで述べたこととまったく同じことが載っていて、こちらが驚くくらいです。
と掲載するのですが、書き方ミスなのかわかりかねますが…
辞典にのっていた → ツイッター掲載
自身がツイッター → 調べたら辞典にのっていた「驚いた」
逆説になってしまっています。
前者は辞典に載っていた掲載したので 「 自説 」ではない、これはわかります
だが逆説になってしまうと 「 アイヌ民族を滅びた 」と考えていることが大前提と
「 自説 」を「 肯定するような辞典を探した 」になってしまっている
「なぜアイヌのみ異民族扱い」故・知里眞志保・北大教授談
===================新聞記事===============
「なぜアイヌのみ異民族扱い」(写真は北海道大学新聞縮刷版1955年1月31日号から)
今では民族と人種の差は常識でしょう。私達いわゆるアイヌといわれている者もやはり全部日本人なのです。日本語を使い、日本人の生活をし、似教を奉じているのです。
ですからいわゆるアイヌ系日本人なのです。
所が、なぜアイヌのみが日本人の中で異民族扱いを受けるのでしょう。これは去年行われた熊祭りに見られるように未だに沢山の日本人がアイヌを見せ物根性で見、特異な者として見たがるところから来ているのです。
内地から人が来たりすると白老などのアイヌ部落を見せたがる。そして駅のホームには"附近名所白老アイヌ部落"と大書してある。このようにアイヌを見世物にしようとする考え方が日本人全体の内にある。しかし、このようなことは今始まったことではなく、日本書紀にもアイヌが遣唐使に連れられて中国に見世物にされたとあり、また幕末に書かれた旅行記の中に「人と書いてシャモという。エゾと書いてアイヌという」と書かれている。また十勝のエリモ岬にあるビロウというところに近藤重蔵がたてたという立て札にも「今は人もエゾも」とあり、また津軽藩のアイヌに対するフレ書の中に「エゾを人に取り立てる」とある。このように見るとアイヌは人ではなく、何かほかの動物のように思われます。このような者の考え方の残滓を今の日本人は早く拭い去ってほしいものです。
また多くの人々は民族の文化の保存といいますが、現実にはアイヌ文化は明治時代以前に滅びてしまって、その後はいわゆるアイヌ系日本人に寄ってその文化が多少とも保たれてきたわけです。そういう意味で、このようなものを今のうちに研究しておくことは絶対必要です。現に全道でユウカラを立派に歌えるのは十人くらいでしょう。しかしこのような文化の保存はアイヌにやらせるべきではなく、日本の学者がやるべきです。アイヌを今までの文化、生活様式の中で住まわせておこうなどとはとんでもないことです。また文化保存の意味でこのようなものを上演するのはいいが、古代の風俗そのままに上演する必要は無いし、その精神、形式がその自体にマッチするようなやり方でしなければいけないでしょう。
===================新聞記事===============
金子市議が一部抜粋
明治生まれの知里先生が「アイヌ文化は明治時代以前に滅びてしまった」と書いて
おられるとおり、その民族性はアイヌをルーツに持つ日本人に引き継がれたのです。
「私達アイヌと言われている者もやはり全部日本人なのです」との言葉にアイヌ文化に
一生涯を賭けた先生の思いが凝縮されていると思います。
ということで 読み違い???なのかわかりかねますが・・・
この記事の教授が提示しているのは
「 アイヌ民族を差別しないでほしい 」
「 明治以前にはもっといっぱいあったものが政府差別でほとんど滅んでしまった。だがまだ残っている!!残ってるアイヌの文化も埋もれて滅んでしまいそうだ、大切な文化を守ろう!!研究しよう!!」
という記事なはずなのですが…
「 アイヌ文化は明治以前に滅んだ。アイヌ文化は日本人が引き継いだ 」と
アイヌ民族はいないんだよと言う方向にされてしまっているの点
ということで 「ツイッター発言の補填ブログでは」
「純粋なアイヌ民族が利点を受けれない」 でも 以降のブログでは
「アイヌ民族は滅びた」・「アイヌ系日本人だ」・「アイヌ文化は日本人が継いだ」
非常に矛盾したものになっています。
利権の不正受給を叩くなら応援でもしようものだが
どう考えても「 利権全撤廃者 」ですので残念ながら応援できないわけです
今後どのような話の方向になるのかがまだまだ気になるところではあります。
どうなるんでしょうかねぇ・・・ 今後の動向にも注意が必要ですね・・・
まぁ何にしても・・・ アイヌ民族についていろいろ調べる良い機会になりました。
ゲーム・アニメの「うたわれるもの」や山菜取りの「行者にんにく」関係で
元々興味はあったし、ふんわりと調べていましたがここまで調べはしなかったしなぁ・・・
( ´・ω・`)_且~~ いやー良い勉強をした(まだ足りない部分も多いんだろうけど)
また 小野寺まさる氏の名前はどっかで聞いたことがある程度の記憶があったけど
今回の件で きっちり覚えさせていただきました。
印象的な感じでは「当人とは合わないタイプな気がします」が
「政策に対しては 至極ごもっとも話をしてます」ので「陰ながら応援させていただきます」
と思ってた時期が僕にもありました… orz (平成26年8月26日21時追記)
金子市議を応援する会が開催され 動画を見るまでは…
同じ考えなのかなーと思ったら微妙にですがずれて来ました…
2009年7月17日(金)12:52 の記事がまさしく当人と同じ考えだったのですが
残念ながら「アイヌの歴史、芸術、文化の保存に力点を置く施策」だけに変わっていました。
不正を是正とかは 同じなんですけどね… どうしてもぶれるのかねぇ…
まぁ人間ですから絶対同じになるとも思えないのも事実ですし…
ぶれない人間のほうが少ないんでしょうけどね…
ちなみに ツイッター上で小野寺氏と会話しましたが…
考え変わりました? → どこが?
なぜ、個人を抜いたのですか? → 不正受給者が・・・略・・・
の話になり 理由が明確にはならなかった。
まぁ その他の違う話 や 煽りの人も参入したせいってのもありますがね・・・
やっぱ 今回調べた中で 一番感銘受けた人は 「 萱野 茂 」氏ぐらいなのかしらね…
アイヌ文化振興法を成立させ、国会議員としての目的を果たした萱野は一期限りで引退。
その際「人(狩猟民族)は足元が暗くなる前に故郷へ帰るものだ」
という言葉を残している。
目的を果たし、果たし終えたなら 潔く 引退… 自分の故郷に帰っていく…
...( = =) 今の政治化にどれだけいるんだか… こんなことできる人…
2世や3世だの 芸能人だの 大泣き議員だの… さて今回の金子市議はどうなるのかなぁ…
(=゜ω゜)政治家なら「 小泉 純一郎 」も好きだなぁ… 政策は別として
(=゜ω゜)今何してんだろうなぁ・・・